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誰が悪いのかと問われれば。(構造計算書偽造問題その2)
なんか、「誰が悪いのか、誰が責任を取ってくれるのか」という話になってきてるような気がする。

livedoor ニュース - 小嶋社長ら“責任逃れ”の答弁

livedoor ニュース - ヒューザー小嶋社長、国会でどう喝 参考人招致 オジャマ節全開

livedoor ニュース - 耐震偽造“隠ぺい”めぐり騒然

「衆院国交委で国交省の初動対応に批判」

責任云々の話をするならば、関係者(建築主、確認検査機関、施工業者、設計者、国交省)は全て責任がある、と思う。

(そんなこと、全ての関係者は理解していると思う。ただ、一度責任を認めてしまうと多大な債務と非難を浴びて会社が速攻で潰れてしまう事は必至だから、必死で他人の悪口を言っている、という構図なんだろう)

 

「その中でも一番悪いのは誰か」ともし問われれば、

俺は「構造設計者が一番悪い」と答える。

そう考える訳は、建築構造に関する知識量の問題だ。

 

建築主施工業者は、ぶっちゃけ構造に関する基本知識が無くても構わない

意匠設計士(建物のデザイン等を行う設計士の事)はある程度、構造についての知識を持っているが、それでも構造計算書(及び構造図)の内容を100%理解できるほどではない。

(だから、「構造設計士」という独立したジャンルが成り立つ。「意匠」も「構造」も、国家資格的には同じ「一級建築士」なんだけどね・・・)

確認検査機関は、もちろん構造に関しても高い技術と知識を持っているが、限られた時間で構造計算書をチェックするのは、どだい無理がある。

(参考-Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 偽装発見難しい…自治体悲鳴、システム改善求める声も

(もし全ての物件について再計算を行った場合、構造図と構造計算書との整合性を確認しながら入力を行う必要があるだろうから(今問題になってる鉄筋コンクリート10階建ての建物だったら)入力だけで丸一日かかってしまう、と思う。建築確認に必要な項目は他にもたくさんあるのに、構造のチェックだけでこんなに時間は掛けられない)

 

では、構造設計士は・・・構造設計士は、構造設計について一番知識を持っている立場の人間である。だから、構造計算についての全責任を持たなければいけない、と俺は思う。

 

「(柱・梁)の鉄筋量を減らせと圧力を受けた」のは事実だと思う。

構造設計をしてる人なら、「もうちょっと、構造の方で建築費を安く抑えられないか」とお客(建築主や施工業者)から言われる事はあると思う。いや、あるのが当たり前なのだ。

建築費と構造強度、この二つのバランスが上手く取れた建物を設計する事こそが、構造設計士の仕事なのだから。

もし、お客から提示された値段では安全な建物が作れない、と判断した時は、その旨をお客に伝えて、理解してもらわなければならない。法律違反となるごまかし(構造設計書の偽造)を行うのは、下策中の下策である。

 

では、お客に理解を求めた時に、

「なら、もっと安く設計してもらえる設計事務所に見てもらう。あんたにはもう頼まん」

と言われた場合、どうすればいいか。

「いいですよ。でも、他のところで見てもらってもそんなに値段は変わらないと思います」・・・というのが、模範解答かと。

 

もっとも、こう言う風に断言できるようになるには、構造についての高い見識を持ち、自分の計算に絶対の自信(つまり、「この建物ではこれ以上のコストダウンは不可能だ!」と断言できるぐらいの自信)を持てるぐらいのシッカリした仕事をやっていなければいけないんだけれども。

・・・精進します。マジで。

 

PS.「誰が一番悪いか」という話を散々した後でなんだけど、

「どうしてこんな事が起こったのか」

「どうすればこのような事件の再発を防げるのか」

という分析こそが本当は必要だとは思う。・・・まあ、「悪者探し」の方が単純で分かりやすいから、ついこういう話になってしまうのだけれど。マスコミもしかり。

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